開催主旨

 SDN Japan 開催に向けて

  SDN Japan 実行委員会(委員長:株式会社IIJイノベーションインスティテュート取締役 浅羽 登志也)は、来る1月14日(木)~15日(金)の2日間、「SDN Japan」を開催します。

 SDN Japanは、クラウドを起点とする柔軟なネットワークの構築・制御への要求を実現するためのSDN(Software Defined Networking)/NFV(Network Functions Virtualization)という新しい技術の現状を理解する機会だけでなく、多様なステークホルダーが組織の壁を越え、ビジネス面での利点や課題について議論する場を提供することを目的として、2012年度より毎年1回開催されているイベントです。本年度で第4回目の開催となりますが、様々な領域で始まったSDN/NFVの本格活用に焦点を当て、SDN/NFVで実現する技術や製品が、ネットワークユーザが抱えている具体的な課題に対して、どのようなアプローチで適用可能で、どのようなメリットをもたらす事ができるのか、これまでに明らかになった個別のユースケースやビジネスケースを共有し、SDN/NFVの有用性を検証・確認する場にするべくプログラムを構成しています。またメインホールでの講演以外にも、協賛各社による展示や講演を通じて、製品やソリューションの最新情報をご入手頂けます。昨年度開催のSDN Japan 2014では23社からご協賛を頂き、約1,000名にご来場頂きました。本年は1,200名の来場を見込んでおります。

 昨年度から今年度にかけて、SDN/NFVの領域では技術の標準化、および、具体的な利用方法に基づいたベンダー各社での製品開発やソリューション開発が着実に進展しております。またこれらのソリューションや製品をサービスプロバイダ・企業ユーザーが商用導入する事例も増えてきております。本年3月にIDC Japanが発表した国内市場動向予測でも、SDN/NFVはデータセンター、企業ネットワーク、通信事業者のそれぞれにおいて、コンセプトや検証段階から商用ネットワークに適用する実用期を迎えているとされています。データセンターSDN市場は2014年に52億円だったものが2019年に460億円に、また、通信事業者向け市場はNFVを中心に2015年から本格的に立ち上がり、2019年にはキャリアSDN市場が554億円、NFV市場が754億円に達するとそれぞれ予測されています。このような動きの中で、企業ネットワークSDNも実用的なソリューションとして認知され、2014年から2019年にかけて年間平均55%の割合で成長を続けるという予測がされています。

 このような状況を踏まえて今年度のSDN Japanでは、技術領域としてはコントロールプレーンを実装するコントローラやスイッチOSなどのソフトウェアと、データプレーンを提供するスイッチコアやチップといったハードウェアの最新動向に焦点を絞ってプログラムを組んでおります。さらに、それらを活用するユースケースとしてキャリアやサービスプロバイダでのSDN/NFVの適用事例に関する最新情報もお届けする予定です。スポンサー展示と講演もご用意致しますので、ベンダー各社様のSDN/NFVビジョン実現に向けた取り組みに加え、組織横断のプロジェクトやコミュニティの活動の現状等、さまざまな領域でのSDN/NFVの導入やその上でのネットワークサービスの展開に向けて、具体的な情報をご来場者様と共有したいと思います。さらに、本年度はBoFセッションも開催し、SDN/NFVに関する最新の話題についてみなさまと議論させていただく場も用意したいと思います。

 今後SDN/NFVが普及することで、ネットワークの在り方が根本から変化し、ひいてはICT基盤の設計・運用方法、さらにそれらを用いたビジネスの展開に大きな変革が訪れるでしょう。さらに、求められるネットワーク技術者や運用管理者像も変化することが予測されています。
 SDN Japanの場が、これらの変化が実際にどのような方向に向かっているのかを具体的な事例から理解し、参加者各位の今後のネットワーク利活用の方針・方策作りの一助となれればと考えております。

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SDN Japan2015 実行委員会
代表 浅羽 登志也



News

2015.10.26協賛募集開始いたしましたので 事務局までお問い合わせください。 SDN Japan運営事務局 :sdnjapan-sec[アット]e-side.co.jp まで よろしくお願いします。